照りつける太陽と、元気に花開く向日葵、そして青く輝く海。夏真っ盛りの8月は、自然も人もエネルギーにあふれています。その熱気に応えるかのように、8月は青森のねぶた祭りや徳島の阿波踊りをはじめ、夏を彩るイベントが日本各地で開催されています。今年の夏の思い出に、縁日や花火大会に出かけてはいかがでしょう。
カオリスタキーワード 知りたいキーワードにカーソルを合わせてください。
参考文献:『日本大百科全書』(小学館)・『日本の歳時記』(小学館)
季節のコラム
- 心と香りのこもった手紙でサプライズ
~文香(ふみこう)で粋な演出を~ - 夏休みにふるさとに帰省すると漂ってくるお線香の香り。お線香は香気で仏前を清める意味で古くから使用されてきました。また好きな香りのお香をリビングや寝室で日常的に焚いて楽しむ方も多いようです。お香の主な原料は、白檀(びゃくだん)、伽羅(きゃら)、沈香(じんこう)、桂皮(けいひ)、丁字(ちょうじ)など天然のもののため、安心して利用できます。また、お香には常温で香るタイプもあります。「匂い香(においこう)」は、揮発性の高い香原料をチップ状にして配合したもので、これを小さな巾着に入れたものを「匂い袋」と呼び、京都などではお土産として人気があります。また、「文香(ふみこう)」という封筒に入れることができる小さな匂い袋であれば、気持ちを込めた手紙とともに素敵な香りを届けることができます。暑さ厳しい今年の夏は、暑中見舞いや残暑見舞いとして文香を添えた封書を送ってみてはいかがでしょうか。
- 今年の夏休みの宿題は親子一緒に!
~緑のカーテンを育ててみよう~ - 日本の夏の風物詩でもあるすだれ。直射日光を遮ることで、室内温度の上昇を和らげてくれるため、手軽に涼をとる手段として古くから愛用されています。このすだれをヒントに最近注目されているのが「緑のカーテン」。文字通り、庭先やベランダなどに設置した園芸ネットなどにツル植物を這わせ、カーテン状に生育させたものです。植物の葉が光に透けて目に涼しいばかりか、葉からの水分蒸散と葉陰によって室内の温度の上昇を和らげてくれるので、エアコンの使用も抑えられ、まさに一石二鳥です。最近はビルの壁面を緑で覆った大規模な「壁面緑化」も増えてきていますので、住宅地やマンションなど多くの家庭で「緑のカーテン」を取り入れれば、相乗効果が期待できます。また、ニガウリ(ゴーヤ)、ヘチマ、キュウリなどを育てれば、収穫して楽しむこともできますし、お子さんと一緒に成長の過程を見守るのも楽しいものです。必要なものは園芸店で安価に揃えることができますので、一度お店に足を運んでみてはいかがでしょうか。
- 今年の夏は楽しくて「エコ」な旅を
~自分流エコツアーの実践方法~ - 環境意識の高まりとともに注目され始めたのが「エコツアー」と呼ばれる旅のスタイルです。辞書によればエコツアーとは「旅行代金の一部を、旅行先と関係のある遺跡保存や環境保護などの基金に寄付するツアー。また、環境問題に重点を置いて実施される観光旅行」とあります。このような厳密な意味合いのエコツアーに参加するのも良いですし、環境について見直したり貢献したりするレジャーを心がけるだけでも、楽しいだけではなく地球にも優しい旅のスタイルが可能です。手軽なところでは、マイカーではなく公共交通機関を利用したり、カーボンオフセットに取り組むホテルを選ぶなどがあげられます。それ以外にも、旅先で美味しいものを食べた時に地産地消について考えたり、ゴミを出さないように気を配ったりするだけでも有意義なものです。大げさな準備や計画をしなくても、「エコ」をキーワードに視点をちょっと変えるだけで、いつもとは違う旅のスタイルになるのではないでしょうか。




